UDO MUSIC FESTIVAL 2006(二日目)


富士スピードウェイ


おっかしいなぁ。昨日より客入ると思ったんだけどなぁ。
というわけで昨日にも増して悲惨な客入りでした。
これぐらいの人数だったら、ZEPP TOKYOあたりで充分だったんじゃないかと。
昨日の公演で問題だった、客席前方のビニールシートでの場所取りは無くなってました。
そのせいで、余計に昨日より客の少なさが目立つ結果になってしまいましたが。

10:30〜 SOFT

着いたときは、すでにステージの最中。
ボーカルは歌声だけ聴いたときは女性かと思ったら、髭モジャのもさい野郎でした。
3曲ほど聴いたところで、サブステージ(スクウェア・ステージ)へ移動。

10:50〜 ENDEVERAFTER

直球ド真ん中のハードロックバンド。期待どおりの熱いステージでした。
客は100人ぐらいでしたが、その分一体感があっていい雰囲気でした。
コール&レスポンスの反応も良かったし。
このバンドのボーカルは見た目からして東洋系の人だと思うのですが、その黒い長髪にグラサン姿が浜田省吾に見えて仕方なかったです。(笑)
(グラサン取ったら70年代カンフー映画の主人公みたいな顔でしたが。筋肉も無駄に凄いし。)

11:50〜 THE CLICK FIVE

引き続きスクウェア・ステージ。
スクウェア・ステージの呼び込みのMCは昭和の香り。
「みんなぁ盛り上がってるぅ?声が小さいぞぉ!エヴリバディセイイェーィ!」なんてベタなMCはいったい何年ぶりに聞いたことでしょう。
オヤジ向けのフェスってことでワザとやってるのか、本気でやってるのかは謎です。
バンドの方は、メンバー全員黒のスーツでビシッと決めて、女の子ウケしそうな感じでした。
4曲ほど聴いたところでメインステージへ移動。

12:30〜 SEBASTIAN BACH

そういえば大学卒業の年にSKID ROW横浜アリーナ公演のチケット買ってたけど、10月1日で会社の内定者拘束の合宿と重なって行けなかったんですよねぇ。
ステージはのっけから『Slave to the Grind』でスタート。
ステージに登場するや、コードを持ってマイクをヘリのプロペラのように水平回転させるセバスチャン。
頭もマイクに負けじと高速回転。笑いました。
そのめちゃめちゃなノリに客のテンションも一気にあがり、ステージ前にドッと押し寄せてました。
メインステージでこんなロックフェスっぽい光景を見るのは、初めてです。
ロックではバカやれるアーティストが強いですね。
最後までステージを見るか散々迷ったんですが、雑誌で見て目をつけていたバンドが出るので、後ろ髪を引かれる思いでサブステージへ移動。

13:00〜 MORNINGWOOD

期待以上のステージでした。
ボーカルのお姉ちゃんはパンフじゃイイ女風に写ってたけど、実物はけっこうなおデブちゃん。ベット・ミドラーみたいな感じ。
このボーカルが大変人。
開演時間を過ぎてサブステージに向かってるとき、「ウマ!ウマ!」言ってるボーカルの声が聞こえてきたから何のことかと思ってステージに着いてみたら、ボーカルが馬のぬいぐるみを先っぽにつけた棒を振り回してる最中でした。
曲の最後には、ギタークラッシュならぬ馬がついた棒クラッシュ。
その後も乳がハミ出そうな勢いのものすごいヘッドバンキングやら、チアリーディングやエアロビのような独特のダンスやらとエキセントリックさ全開の彼女のパフォーマンスに釘づけでした。
極めつけは『TAKE OFF YOUR CLOTHES(多分)』の時。
ここで、ずっとステージ脇で彼らのステージを見ていたENDEVERAFTERのメンバー3人が浜省を含めてステージに登場。
「フクヌゲ! ハダカ!」というボーカル姉ちゃんの煽りにのって、上半身裸になる3人。
3人とも真顔でセクシーなポーズとったりして、必要以上にノリノリです。
特に浜省なんかはもの凄い筋肉してるから、きっと裸を見せたくて仕方がないんでしょう。
ここで更にボーカルの姉ちゃんが悪ノリして、彼らのズボンまで脱がそうとするわ、浜省に騎乗位の体制でのしかかってほとんどキスしながら歌うわ、胸揉ませるわやりたい放題。
お姉ちゃんの悪ノリに対して、ひるむどころか真顔でセクシーさをアピールする浜省。
いったい、どんなコラボだよ。(笑)

13:40〜 THE PUSSYCAT DOLLS

メインステージへ向かう最中、ちょうどSEBASTIAN BACHを見終わった客が入れ違いでサブステージへ大量移動していきました。
ロックとは毛色の違う彼女達は、食事&物販タイムアーティストにされてしまったようです。
メインステージに着くと、案の定ステージ前にはセバスチャン・バックの時と比べて3分の1ぐらいの客しかいませんでした。
この客席を見てメンバーがやる気を無くすんじゃないかと心配しましたが、彼女達は客入りなんかどこ吹く風といった感じでにこやかにステージをこなしてました。プロですね。
口パクショーを見せられるんじゃないかと思ってましたが、歌も踊りも本格的でした。
メインボーカルや黒人メンバーなんかは、ほとんどドテ履きだったりして衣装も超セクシー。
ふとステージの両サイドに目をやると、出演者やスタッフ等の男性陣が鈴なりになって彼女達のステージを見物していた。
しかも、全員あからさまなスケベオヤジ顔。笑った。


以下後日

14:45〜 ALICE IN CHAINS

15:00〜 PORCUPINE TREE

16:00〜 GODSMACK

16:35〜 PAUL RODGERS

17:30〜 STEVE VAI

17:50〜 PAUL RODGERS

18:50〜 KISS

夕方ごろは特に霧がひどかった。

ステージの合間にゲリラライブ

KISSの開演は約20分押し。
そりゃ、こんなセットを30分じゃ無理だよな。