中森明菜 AKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2006 〜The Last destination〜

パシフィコ横浜 国立大ホール

当日券で３階席の２列目。
ステージを上から見下ろすようなアングルなので、胸が開いたドレスのときにオペラグラスで胸元を見るとけっこう際どかったりして。
今回はニューアルバムをひっさげてのツアーなので新曲中心になるとは思ってましたが、それにしても１曲目から延々と知らない曲が続くのには参りました。
衣装替えしてヒットナンバーのパートに移るかと思ったら、まだ新曲やるかよ、おい！みたいな。
スタートから1時間30分。ステージもほぼ終盤に入ったところでやっとこさ『飾りじゃないのよ涙は』『少女A』といったお馴染みのナンバーを披露。
当時のアレンジで聴きたいのがファン心理ですが、彼女も進行形のアーティスト。曲調がスカやラテン風にアレンジにされてるのは仕方ないところでしょうか。
『DESIRE』の腰をかがめる振りのところでは客席からいっせいに 「ハー ドッコイ！」と、10年以上前のカラオケでよく見かけた合いの手が。
さんざんアダルトな雰囲気で進めたコンサートの本編ラストで、このマヌケなノリはどうなんでしょう。
ＭＣではＣＤが売れなくなった自虐ネタを交えながら、あいかわらずボソボソと聞き取れないような明菜節。
客からの声かけにいちいち応えるもんだから、レスポンス目当ての間の悪い声掛けが多くてうざかったです。
まぁ、その間が悪いおねだり声掛けのおかげで、アンコールではアカペラの『十戒』と『スローモーション』聴けたんですけどね。
「来年ツアーは？」の声かけに対して、「無いよ。今回のツアー"The Last destination（集大成）"でしょ。」とそっけなく答えてたけど、本当なんかしら。